窓の防犯対策にお悩みではないですか?不審者(空き巣など)が住宅に侵入する経路で一番多いのは窓となります。窓は玄関よりも防犯対策が甘く、何も対策をしていないと簡単に侵入できてしまいます。そこで、この記事では、窓の防犯方法について7つの対策を解説しています。
窓の防犯方法とは?
窓の防犯方法として、手軽なものから本格的なものまでの主な7つの方法をご紹介します。
窓の防犯の具体的な対策として、①窓用防犯ブザーを設置、②クレセント錠を交換、③簡易補助錠を設置、④防犯フィルムを貼る、⑤シャッターを設置、⑥面格子を設置、⑦防犯ガラスへの交換についてご紹介しています。
①窓用防犯ブザーを設置
窓用の防犯ブザーを設置しておくことで、周りの人に異常を知らせたり、泥棒を驚かせることが可能です。窓用の防犯ブザーは、窓の振動を感知して警報が鳴るタイプ、窓が開くことで警報が鳴るタイプなどがあります。両面シールなどで簡単に窓に設置できるタイプもあるため、手軽に防犯対策を行うことが可能です。
窓用防犯ブザーは防犯だけでなく、子どもや高齢者が窓から転落したり、外に出ることを防ぐ役割もあります。
②クレセント錠を交換
クレセント錠とは、窓などの室内側に取り付けられる締め金具のことです。クレセント錠が上下に回転させるだけの一般的なタイプであれば、鍵付きやダイヤル式が付いているものに交換することで防犯性を高めることが可能です。
鍵付きクレセント錠は、クレセント錠に鍵を差し込んで、開け閉めするタイプです。鍵穴が回す部分の中心についており、そこに鍵をかけることで、クレセント錠を締めた状態でロックが可能です。鍵を持ち運ぶ必要があるため、クレセント錠専用の鍵を紛失しないように注意する必要があります。
ダイヤル式クレセント錠は、ダイヤルを合わせて鍵を開けるタイプになります。3桁のダイヤルで暗証番号を設定でき、ダイヤル番号を覚えておく必要がありますが、鍵を紛失する心配がないです。
③簡易補助錠を設置
一般的なクレセント錠を利用している場合は防犯効果がないため、簡易補助錠を設置しておくといいでしょう。窓に取り付ける簡易補助錠は水差しに差し込んだり、両面テープで固定するなどして簡単に設置が可能です。
簡易補助錠を取り付けておくことで、ガラスが割られてしまっても、すぐに窓が開けられるのを防ぐことができます。泥棒は犯行に5分以上かかると諦める割合が高くなるため、2つ以上の鍵を付けておくと侵入されにくい効果があります。
④防犯フィルムを貼る
窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、強い衝撃からガラスを守ることが可能です。防犯フィルムは窓全体に貼るものと、鍵の周辺に貼る部分タイプの2種類があります。
手慣れた泥棒であれば、フィルムを避けてガラスを割り、鍵を開けることも可能なので、部分タイプを貼り付けるときは、防犯ブザーや補助鍵など他の対策と併用した方がいいでしょう。
防犯フィルムの部分タイプは簡単に貼り付けができますが、防犯効果を上げるためには、全体に貼るタイプを使うのがオススメです。
防犯フィルムが薄いものでは、あまり効果がないため、ある程度の厚さがある商品を選ぶといいでしょう。
また、防犯性能の高い商品としては「CPマーク」が付いているものを選びましょう。「CPマーク」が貼られた窓やドアなどは、侵入手口に対しての抵抗時間が 5分以上あることが商品毎の試験により確認された商品です。高い防犯効果を得るには、「CPマーク」の付いた防犯フィルムを貼るのも検討するといいでしょう。
⑤シャッターを設置
シャッターを設置すると、泥棒の侵入に対して時間をかけられます。他にも見た目による防犯効果も高いとされています。シャッターを締めた状態であれば、室内の様子をうかがうことができないため、泥棒が犯行に及びにくいです。シャッターは家のスペースさえ確保できれば後付けができ、家を建てるときにシャッターを取り付けなかった人でも防犯対策を行うことが可能です。
また、防犯対策として1階だけにシャッターをつけるケースも見られますが、泥棒から見れば、2階に上がる足場も無数にあります。そのため、2階の窓にもシャッターを付けると安心です。
シャッターは手で開け閉めする手動タイプ以外にも、リモコンを使って自動で開閉ができる電動シャッターがあり、快適に使うことができます。
シャッターの防犯以外の効果として、遮光効果・防音効果、台風や強風対策などが期待できます。
⑥面格子を設置
家の大きな窓の防犯対策を行っても、浴室・トイレなどの小窓の防犯対策は忘れがちです。小窓から泥棒が侵入するのは難しいと考えてしまいますが、防犯対策をしていない小窓を狙う泥棒も多いです。
小窓に対しての防犯対策としては、シャッターの他にも、面格子を設置する方法があります。面格子は設置すると簡単には取り外しができないため、泥棒の犯行を諦めさせることができます。
⑦防犯ガラスへの交換
一般的な窓に設置されているガラスは、1枚のガラスで単板ガラスと呼ばれます。この単板ガラスは非常に弱く、衝撃を加えるとすぐに割れてしまいます。
防犯ガラスは2枚のガラスの間に特殊な中間膜(防犯膜)が設けてあり、割れても中間膜が強力に接着していることで、ガラスが脱落せずに穴が空きにくいガラスになります。ガラスが割れた後も対貫通性の高い中間膜に穴が空きにくいことで、侵入時間を稼ぎ、泥棒が最も嫌がるガラスになります。
防犯ガラスのメリットとしては、泥棒が窓を破壊するのに時間がかかることと、ガラス片が飛散しにくいことです。
防犯ガラスは泥棒の侵入を防ぐ目的であって、窓の衝撃の被害をまったく受けないわけではなく、ひび割れや傷がつくことがありますので注意しましょう。
防犯ガラスと同じく2枚以上のガラスを使用した、複層ガラスと呼ばれるモノがありますが、一般的な複層ガラスに防犯効果はありません。複層ガラスは2枚以上のガラスの間に乾燥空気や質量が重いガスを封入したガラスの総称です。複層ガラスの中間層は空気が含まれているだけで、衝撃に対する耐久性はありません。
複層ガラスは家の断熱性・遮熱性などを上げるのに利用されるガラスですので、防犯対策には、防犯対策機能もあるガラスを選択しましょう。
まとめ
窓の防犯方法
①窓用防犯ブザーを設置
②クレセント錠を交換
③簡易補助錠を設置
④防犯フィルムを貼る
⑤シャッターを設置
⑥面格子を設置
⑦防犯ガラスへの交換
家の防犯対策として、シャッターや防犯ガラスなどを設置することが大切です。
メット株式会社では、シャッターや防犯ガラスの設置からリフォームまで対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
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